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急がば回れ

現在担当しているプロジェクトは、カウンターパートが総研会社(弊社はSIer)ということで、プロジェクトの運営方法の違いがあります。

「急がば回れ」。されど・・・・

プロジェクトの問題を即座に見つけ、問題が顕在化する前に対処することが、プロジェクト全体にとってロスを防ぐための秘訣。弊社のやり方は、「まずやってみる」傾向があり、一方カウンターパートは「やる前に十分考える」傾向があります。

この違いがあまりに顕著で、いざ作業に入る前にやるべきことが増えすぎる・・・というのが現在のプロジェクトの課題。カウンターパートは、IT技術にはそれほど詳しくないため、彼らが理解できない技術論で推し進めることをなかなか許してくれません。

こちらの計画通りに進めるためには、事前に周到な準備が必要でそのオーバーヘッドがプロジェクトの進行を妨げられている感があります。得意分野においては、ある程度の土台が最初からあるので、これまでのプロジェクトの経験からどうすべきかを直感的に気づく能力が高い。

しかしながら、この直観力は相手にとっては意味の分からないものであり、分かった貰うためにそれ相応の時間を労力を割く必要があるのです。

この状況が長く続くと意外とストレスが溜まるもので、プロジェクトメンバーのストレスを以下に発散させるかが大きな課題になってきました。

さて、このプロジェクトは今月で終わるのですが、本当に終わるのだろうか!?

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マインドマップ(MindMap)のススメ

マインドマップって聞いたことありますか?

マインドマップとは、知識やアイデアを図式化する技法の一つです。中心にテーマを置き、そこから放射状にツリーを派生させていきます。その際、色や絵を用いることで、記憶がさらに強固になると言われています。


上記の解説通り、知識やアイディアを図式化する技法で、中心のテーマから派生させたテーマやキーワードを展開していくことで、驚くほどアイディアが整理できます。プロジェクト管理で行き詰ってきたときに愛用しています。

百聞は一見に如かず!パソコン上で使えるフリーツールが提供されていますので、ご興味のある方は是非使ってみてください。詳細は、以下のサイトをご覧ください。

参照:FreeMind活用クラブ

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プロジェクトマネージャの理想像とは?

これまで参加したプロジェクトの中で、プロジェクトマネージャの力を実感すること、またはプロジェクトマネージャが原因で上手く回っていないと思うことがありました。

多くの人を抱えて一つの目標に進むときには、必ず問題があります。

技術的な問題、人的問題、環境的問題など、挙げていけば様々ですが、プロジェクトが難しくなればなるほど大きな鍵を握ってくるのがプロジェクトマネージャの力量。

リーダーには、部下が気持ちよく働いてもらえるような幅広い視野と、問題が小さなうちに改善できる敏感さが求められます。

とはいえ、リーダーとしての資質で最も大切なことは、人間的な魅力でしょう。
この人についていきたい、この人のためにも頑張る、、そういった求心力のある人でなくては長期で難しいプロジェクトはなかなか成功しません。

僕が担当しているプロジェクトは、3月で終了なので、今はまさに佳境。技術的な問題点は未だにあるし、お客様との交渉ごともまだまだあり、更にはメンバのモチベーションもそろそろ限界に近づいているわけですが、このような時にデキるプロジェクトマネージャならば何を第一にするのでしょう?

自問自答を繰り返して日々綱渡りが続きます。。。

P.S.
明後日から、大阪のデータセンタに出張です。担当のシステムは、被災時にもシステムが稼動し続けることを目的に、東京に主系を、大阪に副系(災対サイト)を配置します。今回の出張は、システム開発では東京にあった副系を大阪に移設することが目的です。問題が増えるのか、それとも大きな山を越えられるのか、結果は神のみぞ知るということなのでしょうが、このプロジェクト最大の佳境イベントなのです。。

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PMの仕事はメンバの能力を最大限発揮させること

システム構築の世界では、技術力のないPMは信頼されない。
しかしながら、技術レベルとPM力は必ずしも比例しない。

これが一つのジレンマだったりする。

私個人の能力としては、技術力はそこそこ、PM力は未知数・・・という状況だった。

PMを任されて最初に困ったことは、自分が得意なプロダクト以外の知識がなかったことである。プロジェクトを運営する上で、全体を把握することはもちろん、各担当にどのように仕事をしてもらうかを考える必要がある。

そのためには、適切な指示が必要でそのためには・・・やはりその分野での知識も必要なのである。

とはいえ、担当者レベルの知識は必ずしも必要ではない。ただ、ネイティブではなくとも数ヶ国語を少なくとも片言で話せる事と同じレベルの知識は必要なのである。

チームの力を最大限引き出すには、正しい情報を適切なタイミングで流すことが重要なのである。

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プロジェクトマネージメントの極意とは?

昨年8月から今年の3月までの7ヶ月間、一つのプロジェクトに没頭してきましたが、プロジェクトマネージャの立場で関わる初めての大きな案件でした。

極意とは?という大それたことがかけるほどの経験も知識も大してありませんが、少なくとも上手くプロジェクトを運営するには何が必要かということはわかってきました。

このサイトでは、プロジェクトマネジメントをする上で感じたことを率直に書きたいと思います。

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