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急がば回れ

現在担当しているプロジェクトは、カウンターパートが総研会社(弊社はSIer)ということで、プロジェクトの運営方法の違いがあります。

「急がば回れ」。されど・・・・

プロジェクトの問題を即座に見つけ、問題が顕在化する前に対処することが、プロジェクト全体にとってロスを防ぐための秘訣。弊社のやり方は、「まずやってみる」傾向があり、一方カウンターパートは「やる前に十分考える」傾向があります。

この違いがあまりに顕著で、いざ作業に入る前にやるべきことが増えすぎる・・・というのが現在のプロジェクトの課題。カウンターパートは、IT技術にはそれほど詳しくないため、彼らが理解できない技術論で推し進めることをなかなか許してくれません。

こちらの計画通りに進めるためには、事前に周到な準備が必要でそのオーバーヘッドがプロジェクトの進行を妨げられている感があります。得意分野においては、ある程度の土台が最初からあるので、これまでのプロジェクトの経験からどうすべきかを直感的に気づく能力が高い。

しかしながら、この直観力は相手にとっては意味の分からないものであり、分かった貰うためにそれ相応の時間を労力を割く必要があるのです。

この状況が長く続くと意外とストレスが溜まるもので、プロジェクトメンバーのストレスを以下に発散させるかが大きな課題になってきました。

さて、このプロジェクトは今月で終わるのですが、本当に終わるのだろうか!?

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